ふたつの卒業

今日はふたつの卒業がありました。

ひとつめ。

息子の小学校卒業式。

ふたつめ。

お引越しによる、年中さんの生徒さんの最後のレッスン。

発表会に弾く予定だった連弾の曲を
一緒に合わせました。

『いつか夢で』

お父様にも聞いていただけました。

レッスンノートを開くと、今週の練習の様子とともに、

◯は「先生とバイバイしたくない」
と泣いてしまいました。

そんなことが書かれてありました。

妹さんとお母様3人で通ってくれ、
一緒に取り組んだ約一年がふうっと駆けめぐり、思わず涙が出ました。

大切なお子様の時間をわたしに託してくださったこと。

「出来なかったことが、何度も練習して弾けるようになる姿に感動しました」

そんな風に感じてくださったこと。

いたらない点もあったかと思いますが、ご家族の支えに感謝の気持ちでいっぱいです。

息子と生徒さんの卒業。

もう小学校に足を運ぶこともないでしょう。

「よろしくお願いします!」

そう言って入ってくる元気な生徒さんの声。

もう聞けないんだ。

春はお別れの時期なんですね‥


素敵な新生活を祈って。