5年生の生徒さんが卒業式の伴奏のオーディションにチャレンジしました。
発表会が終わって間もなくお母様からメールが。
「伴奏にチャレンジしたいと言ってるんだけど、レッスンで見てもらえる?」と。
もちろん。とお話して先週、今週と2回レッスンをしました。
今週のレッスンはオーディションの前日でした。頂点に向かって盛り上げていくフレーズの中での弾き方、ペダルの踏み替えのタイミング、右手が8分音符、左手が3連符(2対3の両手がバラバラのリズム)の弾き方などなど、細かいところを見ました。出来るまで一緒に練習。そして最後に、
「今日私が話したことは、オーディションの時は全部忘れていいから」と。
「ひとつだけ気をつけてほしいこと。それは、ミスしても弾き直ししないこと」
私がオーディションの審査する人だったら、どんな演奏をする子を選ぶか。伴奏がモタモタ弾き直ししていたら、歌えない。ミスしない子ではなく、ミスしてもどんどん前に進める子を選ぶ、と。
そして、夜うれしいお知らせメールが届きました。
生徒さんから、オーディションは7、8人の予定と聞き、狭き門だから難しいだろうなぁと思っていました。
小学校の合唱伴奏は学年で1人なので、短期間でよくがんばったと思います。
自慢になりませんが、私は小学生のとき一度もやったことはありませんでした。学年にすごく上手な男の子がいて、伴奏はいつもその子。私は
「一度くらいやってみたい」
という思いすらなく、つねに歌担当でした。。
本当におめでとう!貴重な経験させてもらえること、うれしいですね。
私も最近の卒業式で歌われる素敵な曲と出会えました。ありがとう^ ^