小6の生徒さんが、学校の伴奏オーディションにチャレンジしました。
卒業式定番曲『旅立ちの日に』
前々回の発表会後、お母様からお電話が。
「ピアノをやめさせていただきたいと思っています‥」
練習をあまりしない。加えて、発表会でのミスに子どもが自信を失っている、と。
「そうですか。わかりました」
基本的に、お母様からのやめます、をお引き止めすることはない。
親子で話し合って決めたこと。
でもこのタイミングには「もったいないですね‥」ポロッと言ってしまった。
ピアノの練習が嫌で、やめた。そんな過去を悔やむお母様たちって多い。
私のポロッのせいで(^^;)ふたたび親子の話し合いがあり、続けることに。
この本が終わるまで。この曲が弾けるようになったから。そんな区切りのところまで頑張ったら?と次週のレッスンで話したら、ポロポロ涙を流してたっけ。
そこから人が変わったように練習するようになった。
ということはなく(^^;)相変わらずボチボチマイペース。
そんな出来事があったので、伴奏曲にチャレンジし、堂々と弾く生徒さんのピアノに、込み上げてくるものがありました。
今日はフルタイムのお仕事をされているお母様も来てくださり、ミニ演奏会。
生徒さんの伴奏に、私が高音でメロディを乗せて。
前の時間の幼稚園生徒さんママも、一緒に聞いてくださり、一緒に泣いてくださり。
『旅立ちの日に』
今日は素敵な時間をありがとう。