昨日はリハーサルをしました。今回の参加者で一番小さな生徒さん、年中さんの男の子。場の雰囲気にのまれてしまったようで、結局リハーサルでピアノソロの曲は弾けませんでした。
全員終わって、子どもたちがトランプで遊んだり、大人が歓談している間に私との連弾のみ、なんとか弾きました。でもお辞儀の練習など出来ないまま終了。
そして今日のレッスンです。
前の時間の生徒さん親子に聴いてもらおうと思いましたが、やっぱりピアノに向かうことが出来ず。
とりあえずドリルを一緒にやってみました。
「これ難しいから、きっと無理かな」
と話したらサラサラっと音符を書き、
「超超スペシャル簡単!」と言います。
でもピアノ弾くのは難しいから無理よね、と言ったら
「出来る」と。
その勢いでピアノを弾きました。さぁ、お辞儀です。やっと頭を下げた‥と思ったら、そのままでんぐり返し。
それもいいかも。お辞儀がどうしても嫌なら、無理にしなくても。でんぐり返し案、私としてはオッケーです。
でも連弾の時は私も一緒です。
「私はでんぐり返しが下手だから、お辞儀にしてくれる?」と頼みました。
ちょこんとハイスピードのお辞儀が出来ました。ホッ。一安心。
今日は生徒さん、お母様、私の3人の空間。今日ちゃんと出来たから大丈夫、と思いますが、でも、大勢のお客様の前でやっぱり弾きたくない‥となった時どうするか。
大人が余裕のない形相で「なんとか舞台に立たせ、弾かせねば」と必死になるのはきっと逆効果。リハーサルで検証済み。
当日は、
「さぁ今日は出来るよね。この間出来たもんね」
など言わず、ほかの生徒さんと同じように、普通に
「はい、どうぞ」と言うつもり。
今日はレッスン前にお母様と「ミッションがんばろう」という話もあったようで、よくがんばりました。
当日楽しみにしてます。でんぐり返しでもいいよ。