夏休みのピアノ練習

もう夏休みに入った生徒さんもいると思います。

時間がたくさんある、というのは、逆にピアノに向かうことがむずかしいかも。

「あとでやる」そう言って、延ばし延ばし。

気がつくともう夜‥

夏休みはピアノ指導の面でも、やりにくーい時期です。

でも今回の発表会は休み明けの9月。

しっかり取り組んでもらわねばならない。

高学年の生徒さん。

慎重な性格と、前回の発表会での満足度が低かった自分の演奏に、今回は早々と、自分の意思で無理のない選曲をしました。

生徒さんたちの中で一番最初に譜読みを終わらせて、あとは細かいところを少しずつ見ていけばオッケー。

早い段階でそんな状態になっていて。

理想的とも言えるかもしれませんが、これはこれでむずかしい。

そう。ダレるのです。

まぁまぁ弾けてるものだから、あまり練習していない。

まぁまぁ、からの進歩が見えてこない。

今週のレッスンで、ちょっと釘を刺しました。

練習不足の自覚はあり、苦笑いする生徒さん。

そして帰り際、

「音楽会のオーデイションがある。ピアノをやってみようと思っている」

2曲あり、どっちにしようか‥

そう言って楽譜を見せてくれました。

わたしが勧めたのは、むずかしい方。

こっちの方が弾けたら楽しいはず。

発表会の曲がちゃんと弾けていないのに、音楽会の曲に挑戦する、というお子さんたちに、お母様方は心配される。

でも、相乗効果がある、とわたしは思ってます。

ダレていたり、なんとなく壁にぶつかっていたり、そんな時に

「この曲弾いてみたい」という思いはカンフル剤。

そんなわけで。

ピアノに向かう時間が増えてくれるといいな、と願うわたしです^ ^