「あなた花粉症?」

昨日の夜、部活帰りのムスメから電話がありました。

「今鶴瀬駅。遅くなってごめん。
話があるから、帰ってから話す」

話?今度はなにをしでかしたか、ドキドキ。心臓に悪い。

以下、ムスメの話です。

池袋から乗った電車の中で、隣のおばあさんが、

「あなた花粉症?」

と聞いてきたそう。

鼻をかみながら「あぁはい」

そう答えると、

「どこの学校に行ってるの?」

「はぁ都内の学校です…」

ところが「なんて言う学校?」

さらに聞いてきた。

怪しいおばあさん。
でも仕方ない。学校名を答えると、

「もしかして、あっこちゃんの子ども?」

だれ?このおばあさん。
ムスメびっくり仰天。

なんと、わたしと弟が小学生のとき2年ほど?習ったピアノの先生でした。

ありえない。

もう何十年も会ってないし、年賀状のやり取りもない。

池袋から乗り合わせた花粉症の女子高生が、昔の生徒の子どもとなぜわかるのか?

母に電話しました。

「どうして先生が◯の学校知ってるの?」と母。

いやいや、それこっちが聞きたい。

母とはそこそこ近所なので、母が話したんだとは思う。
でも、その記憶もないくらい先生とは会っていない、と。

電車の中だけでは飽き足らず、その後鶴瀬のマックに移動し、延々とわたしと弟の幼少期の話を聞いたムスメ。

不思議なツーショット。

別れ際に、よく見るとあっこちゃんと口元が似てるわね、と先生。

顔が似ていたから声をかけたのではなかったらしい。

とても小さかった小学生時代のわたしと違い、ムスメは高校生で、身長170センチ超え(^^;)

ムスメとこの話で大いに盛り上がり、帰宅した夫にも話したら、

「今までずっと隣の人に声をかけ続けて、やっと当たったんじゃないの?」

御年81歳になられたそうで、
とってもお元気な様子。

わたしたち、強烈な姉弟だったみたいですね(ー ー;)

あーびっくりした。