準備させていただきます、というお話をありがたく頂戴することに。そして渡す係の生徒さんを2人選んで欲しい、と。
年長さん男女2名を指名しました。
私が把握していた内容はここまで。
年長さんのお母様たちに係を引き受けてもらい‥というのはお手伝いのお母様がやってくれたのです。
やらせサプライズのため、リハーサルはなし。
いざ迎えた花束贈呈タイム。
男子がマイクを持ち、女子が花束を運ぶ係。
小さな体が花束の重さで傾いている。
舞台の真ん中に到着し、ここで男子から一言挨拶。ところが‥
言葉が出てこない。しばらく待ったのち身をかがめ、
「なにかお話してくれるの?」
と聞いてみた。反応ナシ。
「じゃあ、今日はありがとう、とか言うのどう?」
固まったまま。
少し待って、また声をかけてみた。
「センセイいつもありがとう、はどうかな?」
心の中で「アホか」とツッコミを入れながら提案してみた。すると
「話すこと決めてるから」
生徒さんの持つマイクが、その間のやり取りを拾い、会場から笑い声が聞こえた。
「いつもやさしく教えてくれてありがとう」から始まった生徒さんの言葉。
会場から何人かの「ケッ」と言う声が聞こえた(気がした)
身にあまる言葉をいただき、これからも精進してまいります。
保護者代表でご挨拶くださったお母様はじめ、みなさまのおかげでこの会が開けたこと。
心から感謝いたします。