ピアノ発表会2021.9.12③


参加した生徒さんたちから花束をいただきました。

準備させていただきます、というお話をありがたく頂戴することに。そして渡す係の生徒さんを2人選んで欲しい、と。

年長さん男女2名を指名しました。

私が把握していた内容はここまで。

年長さんのお母様たちに係を引き受けてもらい‥というのはお手伝いのお母様がやってくれたのです。

やらせサプライズのため、リハーサルはなし。

いざ迎えた花束贈呈タイム。

男子がマイクを持ち、女子が花束を運ぶ係。
小さな体が花束の重さで傾いている。

舞台の真ん中に到着し、ここで男子から一言挨拶。ところが‥

言葉が出てこない。しばらく待ったのち身をかがめ、

「なにかお話してくれるの?」

と聞いてみた。反応ナシ。

「じゃあ、今日はありがとう、とか言うのどう?」

固まったまま。

少し待って、また声をかけてみた。
「センセイいつもありがとう、はどうかな?」

心の中で「アホか」とツッコミを入れながら提案してみた。すると

「話すこと決めてるから」

生徒さんの持つマイクが、その間のやり取りを拾い、会場から笑い声が聞こえた。

「いつもやさしく教えてくれてありがとう」から始まった生徒さんの言葉。

会場から何人かの「ケッ」と言う声が聞こえた(気がした)

身にあまる言葉をいただき、これからも精進してまいります。

保護者代表でご挨拶くださったお母様はじめ、みなさまのおかげでこの会が開けたこと。

心から感謝いたします。