生徒さんとのラスト・デイ

2月で教室をやめられる生徒さんが2名います。

1人目は年中さんの男の子です。

3月にお引越しされることに。先日の発表会ではソロのトップバッター。無事演奏できてホッとしていたら、舞台階段の途中から飛び降りて、客席を笑いで包んでくれました。場がフワッと和やかに。

今週最後のレッスンで、お母さまが教室ノートにメッセージを書いてくれていました。

引っ越し先でもピアノは続けます、と。

2人目はシニアの生徒さん。通っていたピアノスクールの在籍コースが終了となってしまい、ジャズは教えられますか?と私のところに変わられた生徒さん。

この1月に生徒さんを中心としたバンドグループが結成され、生徒さんの好きな曲でのライブ参加も決まりました。

曲のアレンジを担当したジャズピアノの先生から、

「ぜひあなたをレッスンしたい」

と熱烈なラブコールがあったそう。

さらなるステップアップ。うらやましい経験をされています。

ふたりとも数ヶ月の短い間のお付き合いでしたが、私もたくさんのことを学ばせていただきました。

元気な男の子のレッスン。いかにピアノに集中させるか。

アレンジしたてのジャズの楽譜。生徒さんから
「ちょっと弾いてみて」さらに
「録音させて」

初見でいきなり録音。脳細胞をフル活用して必死で弾いたこともあります。ボロボロの演奏でしたが、

「前の先生にはお願いしても断られていた。先生すごいですね」とお褒めの言葉をいただきました。

すごいのは演奏じゃなく『なるようになれ』という開きなおりの度胸(^_^;)

ジャズを本格的に学んだことのない私。アクセントのつけ方、アドリブ演奏など、興味深いレッスンが待っているんでしょうね。

なんとか、つなぎの役目が果たせていたらうれしいです。

6月のライブは聴きに行きますね!

ふたりとも、発表会がとてもいい思い出になったとか。私もです^ ^

そして、お別れもあれば新しい出会いも。

保育科に進学する高3の生徒さんが3月からレッスンに来られます。

ピアノは未経験。歌いながらピアノを弾く、幼稚園の先生を思いながら楽譜選びです。目的がはっきりしています。

みなさまのますますのご活躍、お祈りしています。

これからもお元気で!