ごほうびはYouTube

幼稚園生の生徒さんが何人かいます。

同じタイプは一人もいなく(あたりまえ)どんなレッスンになるかは、

出たとこ勝負。毎回刺激的^ ^

思いを言葉にするのがちょっと苦手な、年長男子。

器用なタイプではないけれど、お母様との二人三脚の練習が実を結び、両手の指がよく動くようになってきました。

手の形もずいぶんよくなって。

毎回、レッスンノートにその週の様子を丁寧に書いてくださるお母様。

「好きなYouTubeを見るのは、ピアノの練習の後、ということにしたら、自らピアノに向かうようになりました」

幼稚園から始めるピアノの良さって、こういうところ。

習慣にしやすい。

この親子、

ごほうびの使い方が素晴らしい!

「これなんの音?」

「ファ」

即答。

「すごい!なんでわかったの?」

「そうだから」

と答える。

だけど、それで終わりにしない。

「◯くんは、ト音記号の5本線の一番上の線に刺さってるのがファ、って覚えたんだよね!」

言葉にしてます。

なかなか出来なくて、泣きながら練習する日もあるよう。

ピアノの練習が楽しい、とか

楽しくない、とか。

そういうことでじゃなく、やるべきこと。

楽しいYouTubeタイムが待ってる^ ^

歯みがきのように、自然と練習に向かえるようになったお話が、

うれしかったです。