次の時間の生徒さんと、前の時間の付き添いのお母様の会話が聞こえてくることがある。
レッスン中のわたしに、なにを話しているかはわからない。でも、ひとこと、ふたことの楽しげな声が耳に心地よいのです。
レッスンで大切にしていることのひとつが、前後の時間の生徒さん同士、ちゃんとあいさつをする仲でいること。
まだ習慣になっていない子には、
「◯ちゃんにこんばんはは?」って声かけしています。
お母様たちがこんな風に子どもたちに声をかけてくれるのがうれしい。
『好奇心旺盛で元気』の見本のような年中さんの男の子。
わたしやお母様の言うことより、前後のお姉さんたちのひとことに神妙な顔になる。
そろそろ次の時間のお姉さんが到着するな、と思うと、
「◯ちゃんが来るよ。グニャグニャしてたら笑われちゃう」
「◯ちゃんにかっこいいピアノ聞かせよう」
「今日はもう弾かない」と言っていても最後のエネルギーを使ってかっこいいところを見せようとする年中男子^ ^
小学生のお姉さんたちがにこやかに
「◯くんがんばってね!」
と言ってくれる(わたしがコソコソ声で頼んでる)
◯くんのお母様の、
「ありがとう!本当にやさしいね!
◯、うれしくて照れちゃってる🖤」
と大げさに喜んでくれる声に、わたしまで気持ちがほっこりしてるのです。
お姉さんたちの帰り際の表情はニコニコ晴れやか。
人ってだれかの役に立てたらうれしい。
「わぁありがとう!」
の◯くんお母様の声に、実は。
魅惑の微笑みを浮かべる年上美女たちが、元気もらってます^ ^