カラフルな楽譜

発表会の曲に取り組んでいる今。

最後まで譜読みは出来ている。リズムや音の間違いもない。でも、同じところで弾き直しがあって音楽が流れていない‥

なにかいい方法はないかな?考えました。全面のり付きの付箋を直してほしい小節に貼る。ピンク、オレンジ、水色、黄緑の4色の付箋を週ごとに順番で。付箋に直すことをメモして。

☆マークは猛練習して、スラスラ弾けるようにするところ。ほかには指づかいが直らないところなどなど。

書かれてある一つのことに注意して練習すること。次の週に直っていれば付箋をはがし、その枚数分のスタンプを押します。ポイントはその小節だけ、ということ。

「この段全部完璧にしてくる」と言われたらちょっと無理‥と思う生徒さんも、「この小節だけ」だと「出来る」と言います。

また、付箋を貼る枚数も生徒さんに決めてもらいます。10枚貼ったらスタンプも10個の可能性。でも次の週直っていなければそのままになります。新しい色の付箋を貼るので、カラフルな楽譜になってしまいます。

カラフルな楽譜はいいこと?悪いこと?と聞くと「悪いこと」

ちゃんとわかっているので、みなさん控えめな枚数を提案します。3枚くらい‥が多いです。

付箋効果はそれだけではなく、楽譜を見て弾く生徒さんが増えました。少し弾けるようになると、楽譜を見ない人が多い。注意を書いても、見ないので全然直ってない‥が少し減った気がします。

「出来る」宿題を出すようにしています。

マンツーマンのピアノレッスン。ほかの生徒さんとの競争はありませんが、生徒さん同士の連弾曲に取り組んでいる場合、ちょっと言います。

「◯ちゃんは最後まで弾けるようになったよ。迷惑かからないようにしようね」と。

プレッシャーをかけられ、思いがけない底力を見せてくれる生徒さんもいます。

初めて合わせる時のうれしい表情を見るのがとても楽しみです。

私と連弾の生徒さんへ。アンサンブルって楽しい。連弾大好き。そう思ってもらえるよう私もがんばります。よろしくお願いします^ ^