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エッセイ

のどじまんTHEワールド

『日本語でJ−POPを歌う、外国人ののどじまん大会』

がこの番組です。年に2回くらい放映されているよう。

見始めたのは、新聞のテレビ欄で「のびのびと歌う外国人が素晴らしく、この人たちのCDを売り出してほしい」と紹介されていたから。そして、娘とすっかりハマってしまいました。

何回か見ているうちに気づいたことがあります。10代、20代の若い人たちの日本語にほぼハズレがないこと。

ほとんどの外国人が番組のために初来日。耳で聞き取った日本語をそのまま発音しているのだと思います。

出場している外国人でちょっと年配の人たち。声は素晴らしいけれど「そうそう、外国人の日本語の発音ってこうだよね」という箇所がある。

ところが、若い人たちはカンペキ。目をつぶって聞いたら、外国人が歌っているとは思えない。

若いってこんなに耳がいいんだ。

耳の能力の年齢差に気づきました。

子どもが耳コピーでピアノを弾いているんだけど、読譜力がつかないのでは?と心配されるお母様がいらっしゃいます。でも、耳コピー出来るのは、耳がいい証拠。その能力は大事にしていいと思います。

若くて耳の聞き取り能力が高いから、歌を聞き、日本語をカンペキに発音出来ているんだなぁと。

ものまね番組ではなく、『のどじまん』と銘打っているだけあり、気持ちよさそうによく通る声で歌う外国人。審査員やゲストのタレントさんたちも歌声に感動して、涙しながら聞いています。

SMAPの中居くんのMCも絶妙で面白く、今流行っている曲だけではなく、ちょっと懐かしくて大好きな曲が聞けるこの番組。

果たして娘はこの番組のなにに惹きつけられているのか?

ナゾです。