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エッセイ

融雪剤

月曜日、大雪警報が出る中、わたしの発案で夫が融雪剤を買いに出かけました。

三ヶ所ほどホームセンターをハシゴしましたが、どこも売り切れ。

仕方ない。

降りしきる雪を横目に、ネット注文する夫。

それじゃ遅いでしょ!と林先生になった心の声が叫ぶ。

昨日水曜日、夕方のレッスン中に届いたダンボール箱。

時を同じくして、ワインを注文していました。

明日届くと夫が言っていたな‥

配達の方が、

「すみません、本当は昨日着のものだったのですが遅れちゃって」

重そうなダンボールを運びながら、何度かあやまる。

「いえいえ、ぜーんぜん急ぎのものではないので大丈夫です!」

ハンコを押し、レッスンに戻りました。

で、このダンボールが融雪剤だったワケ。

頼んだことすっかり忘れてました。

いつでもいいんです!と言うわたしの顔を、一瞬確認するように見た配達員さん。

夫が帰宅して、ダンボールの中身が判明し、配達員さんの不思議そうな表情も合点したのでした。

いやいや、大変急ぎのものでした。

早く撒かなきゃ意味ない融雪剤。

夜遅くに撒き、今日見たら、塩化カルシウムの粒の形が、雪の上でうっすら残っていました。

結論を言うと、撒いた効果なし。

雪しっかり残ってます。

おまけに大量に届いた融雪剤も残ってます。

効果があったのは、配達員さんへの神対応。

イヤミの1つでも言われるかと思ってたら、いーえいえ、いつでもいいんです!
満面の笑みで。

わたしの評価は、かなり上がったに違いない。

今回雪かきが不充分で、足元の悪い状態のまま生徒さんをお迎えしていること。

申し訳ない‥

この失敗を教訓にします‥