おじさんセンセイ

年中さんの男の子。

階段を見たら登って行きたくなるタイプ。

リビング階段から続く、うちの2階に興味シンシン^_^

いつもお母様に、ダメ!と注意されてます。

「上になにがあるの?」

そんな会話を幾度も。

座ってから弾くまで時間がかかる。

でも弾きだすと、器用に出来る。

先日、羽生結弦選手の幼少期の記事を見ました。

リングの外をぐるぐる走り回るヤンチャな男の子だったとか。

でもなんとか氷の上に立たせると、ほかの子が数ヶ月かかって習得することをサッとやってのけた、という話。

これを読んだとき、結構器用なこの生徒さんを思いました。

おとなしく真面目な生徒さんのレッスンと、この生徒さんのレッスン、エネルギー消費量はかなり違う。

先日はわたしの口も疲れてきて、

「もう◯くんには別の先生のところに行ってもらう」宣言。

「やだ。行きたくない」

「もっときびしーい先生のところじゃないと、ちゃんとやれないんじゃない?」

そんな会話をしていたら、上にいた夫がタイミングよく降りてきた。

「あっおじさんセンセイ来たよ!」

初めて見る顔に、固まる男子。

「ちゃんとやらないと、このおじさんセンセイの教室に行ってもらうからね」

いきなり話題を振られた夫。

「こんばんは」とポーカーフェイスのまま出かけました。

うちの2階はおじさんセンセイの教室設定でいこう。

こんな、わたしのやり方に付き合ってくれるお母様。

お母様との信頼関係なかったら、幼稚園生のレッスンは不可能。

帰宅した、ピアノは弾けないおじさんセンセイ。

話を聞いてニヤッと「その子教えたい」

妻の無茶振りに慣れたね^_^